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君の素顔 後編

音子です。 「君の素顔」の後編をUPしました。

「三成殿とお近づきになりたいのです!」という幸村の大胆発言(?)に、凍りついた空気。
三成の返答やいかに・・・?!(笑)

■今回は殿が暴走
   +
■胸焼けを催す甘さです!


了解いただけた方は、<続きを読む>ボタンをクリックしてくださいませ。



間。

しばらく待っても三成の返事は無い。
だが三成の眼をじっと見つめていた幸村は、彼の顔がどんどん赤くなるのが分かった。
しかも心なしか体まで震えているようだ。

「な、なっ・・・俺がいつ兼続と仲が良いと言った?!」 
「イカを切り刻みたいと仰ったでは・・・」
「あれは文句だ。どこをどう取ればそうなるのだ!」

普段冷静な三成がこんなにも声を荒げている。
-三成殿を怒らせてしまった!
兼続への言葉の意味は見抜けても、いざキツい言葉が己に向けられると、話は別で。 
大いなる勘違いをした幸村は、「申し訳ありませぬ!」と叫びガバリと頭を下げた。


一方三成は、自分の気持ちを見抜かれ、好意を寄せられるという
突然の事態に焦っていた。
清正や正則のような男共には遠慮無く毒を吐けるし、何を言われても動じない。
だが、皮肉を素直に受け止め、自分を慕いさえする幸村のような男には初めてだった。
 
純粋な幸村を傷つけたくない。だがどう対応して良いか分からない。

  くっ、調子が狂う・・・  
  とにかく誤解を解くため、落ち着かねば
 
そう考えた三成は深呼吸し、ゆっくりと口を開いた。

「謝らなくても、良い・・俺と幸村も・・・も、もう友だろう! 
遠慮など要らぬっ。 何故こんなことも分からぬのだ!」 

-駄目だ
静かに諭すつもりが、最後には怒鳴るような口調になってしまった。
しかもなぜ、元服前にも言わなかった台詞を、今にになって・・!
いろんな意味で破れかぶれの三成は、ぐっと唇を噛んだ。

だがその言葉を聞いた幸村は顔を上げ、目を輝かせながら「ありがとうございます!」と
叫んでいる。
ひどく嬉しそうな幸村を見ると、三成はそれ以上何も言うことが出来ない。
目を合わせることも恥ずかしくなった三成は、ツイと斜めを向いてしまった。

そして幸村はと言えば。
憧れの三成に「友」と認められた喜びをかみしめていた。 
私がつまらぬことを申したから、三成殿は怒っておられるのだろう、と。
三成の「ツンデレ」を初めて体感した幸村は、一人で納得する。

「つまらぬことを申しました。お許しくだされ」
そう言って困り顔で謝罪すると、三成は「フン」と鼻を鳴らして俯いてしまう。
その後、責める言葉も飛ぶことはなかった。


このまま叱られる、と思っていた幸村は、素直にホッとする。
と同時に、三成の態度にかすかな違和感を覚えた。
これは、何なのだろう。





しばらく三成の様子を見めていた幸村は、遅ればせながら
三成殿は怒っているのではなく、照れていらっしゃるのではないか・・・?
という考えに至った。

幸村は三成が本気で激する所を見たことが無い。
だが普段の態度から、冷たい言葉で遠慮無く斬り捨ててしまうのだろうと予想がついた。

-そうだ、いつもは人形のように、冷静な三成殿なのに・・・

整いすぎた容姿と冷ややかな言葉。無駄の無い所作。
幸村は三成に憧れながらも、どこか冷たい印象を抱いていた。
けれど。
今の三成から威圧感やとげとげしさは感じられない。むしろ幸村に向けられた言葉は
むず痒く、甘い手触りがした。

拗ねているようにも見える表情は、照れ隠しのため。
三成の表情を見て、幸村は自分の直感が間違っていないと思った。
それは幸村にとって新鮮な驚きで。


幸村は三成のことを、自分には手の届かない、遥か遠くの人だと思っていた。
だがそれは、幸村の方が三成を遠ざけていただけかもしれない。
手を伸ばして触れた三成は、とても温かかった。


憧れのひと。そして優しくて、かわいいひと。


そんな彼の友でいられることが、幸村には嬉しくてたまらない。
-このひとの素顔がもっと知りたい

これからもずっと共に、なんて言えば三成殿は困ってしまわれるだろうか。
けれど、この思いを伝えずにはいられない。



幸村はニコリと笑い、三成の名前を呼んだ。





~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

何とも慌しい小説になってしまいました・・読みづらくてすみませぬゞゞ

ゆっきは殿にやたら憧れを抱いているとイイナー、という妄想から生まれた話。
天然爆弾兵・幸村にタジタジな三成。 年下攻めに慣れていない殿が個人的にツボですv

恥ずかしさに堪えかねたので、ラストは寸止めで(おいおい)
あとは皆さんのご想像にお任せしますね(^^ゞ
お読みいただきありがとうございました☆☆

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音子(ネコ)

Author:音子(ネコ)
♀ 関西在住
アニバサ→歴史小説→無双へ 
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